虫歯じゃないのに奥歯が痛い?考えられる原因9つと今すぐできる対処法 | 高田馬場の歯医者なら歯科ハミール高田88 | 駅徒歩1分で日曜日も診療

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コラム

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「虫歯じゃないのに歯が痛い…特に奥歯がズキズキする」
「歯医者で『虫歯じゃない』と言われたけど、激痛が続いてつらい」

そんな経験はありませんか?

 

夜になると痛みが強くなったり、ストレスの多い日ほど歯がうずいたり…。

虫歯が見つからないのに奥歯が痛むときは、見た目に異常がなくても、別の箇所に問題が潜んでいることがあります。

 

ネットの知恵袋などで見かける対処法を試したくなる気持ちもあるかもしれませんが、中にはかえって症状を悪化させるものもあるため、注意が必要です。

 

この記事では、虫歯以外で奥歯が痛くなる原因と対処法を、9つに分けて解説します。自宅でできるマッサージや冷却などのセルフケア方法と、やってはいけないNG行動も紹介しています。

 

「すぐ歯医者に行けないけど、なんとかしたい」


そんなときに役立つヒントをまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

虫歯治療 | 高田馬場の歯医者なら歯科ハミール高田88

この記事の監修者

赤崎 公星

医療法人歯科ハミール理事長の赤崎 公星です。
歯科ハミール高田88では、患者様とのコミュニケーションを大切にしています。
当然痛みに配慮するだけでなく、どの患者様も不安に思われる費用、治療期間を提示した上でコミュニケーションを取り治療計画立案致します。
「だれもが」安心してかかれる歯科医院です。

元々私の父は「困った人を助けたい!」という理念の元、当時誰も進んで行っていなかった障害者歯科・訪問歯科を二本柱に医療法人歯科ハミールを大きくしてきました。
高田馬場院では土地柄や時代の流れに合わせ、患者様とコミュニケーションを取りやすくする為に以下の点に力を入れています。

「言語サービス」
英語はもちろん中国語・韓国語ネイティブのスタッフを厳選し、さらに「だれもが」安心してかかれる歯科医院になります。
高田馬場の患者様と相互的なコミュニケーションを常に忘れずに、地域貢献できるよう努めて参ります。 どうぞ宜しくお願いします。

◆経歴

2002年
New Westminster School留学(カナダ)
2003年-2004年
Mentone Grammer School留学(オーストラリア)
2005年
私立名古屋高校卒業
2006年
North Texas大学留学(アメリカ)
2016年
私立愛知学院大学歯学部卒

◆所属団体

インビザライン社公認 プラチナプロバイダー
インビザライン(マウスピース矯正)認定医
日本口腔インプラント学会
一般社団法人日本口腔インプラント生涯研修センター
North Texas大学留学(アメリカ)
私立愛知学院大学歯学部卒
第33期生 日本障害者歯科学会

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目次

虫歯じゃないのに歯が痛い理由|考えられる3つの原因とは?

虫歯じゃないのに歯が痛い理由|考えられる3つの原因とは?

「奥歯がズキズキ痛むのに、虫歯は見当たらない…」そんな不思議な症状に悩んだことはありませんか?

実は、奥歯の痛みには虫歯以外にもいくつかの原因があります。

なかでも多いのが、以下の3つです。

  • 神経や歯の根の炎症
  • 歯周病や知覚過敏
  • 噛み合わせや親知らずの影響

それぞれの原因について解説します。

 

歯の神経や根元に炎症があるケース 

「鏡で見ても虫歯がないのに、奥歯がズキズキする…」

実は、歯の神経や根の部分が炎症を起こしていると、見た目に異常がなくても激痛を感じる ことがあります。

特に、過去に治療した奥歯では、神経の一部が残っていたり、歯の根の先に膿(うみ)がたまったりす ることで痛みが出ることがあります。

これは歯の根の膜が炎症を起こす「歯根膜炎(しこんまくえん)や、根の先に感染が広がる「根 尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」といった状態です。

たとえば、「何年も前に治療した奥歯が突然ズキズキする」「噛むと響くように痛い」といった症状 がある場合は、こうしたトラブルのサインかもしれません。

このようなケースでは、市販の痛み止めで一時的に楽になっても、根本的な治療が必要になります。 

関連記事:虫歯による顔の腫れは何日で治るのか? 

 

歯周病や知覚過敏による奥歯の痛み

「歯ぐきが腫れてる?」「冷たい物がしみる…」

そんなときは、虫歯じゃなくても要注意です。

歯ぐきが炎症を起こしている「歯周病」や、象牙質が露出して刺激を受けやすくなった「知覚過敏」が、奥歯の痛みにつながることがあります。

歯周病は40代以上の病気と思われがちですが、実は20〜30代でも珍しくありません。歯ぐきの腫れや出血、歯が浮くような感覚があれば、進行している可能性があります。

また、知覚過敏は冷たい飲み物や風などの刺激で痛みが出やすく、歯の根元が露出している人に多く見られます。

「歯みがき中に血が出る」「最近しみることが増えた」と感じたら、早めに歯科で相談してみましょう。

 

噛み合わせや親知らずが痛みのもとになることも

「噛むと痛い」「なにもしてないのにズーンと響く」そんな奥歯の痛みは、噛み合わせのズレや親知らずが関係しているかもしれません。

無意識のうちに歯を強く噛みしめたり、寝ている間に歯ぎしりをしている人は、奥歯に大きな負担がかかっています。

また、親知らずが途中までしか生えていない・斜めに生えている・歯ぐきに埋もれている場合などは、周囲に炎症を起こして痛みや腫れが出ることがあります。

特に「下あごの奥」が腫れる、口が開けづらいといった症状があれば要注意です。

こうした痛みは放置すると悪化しやすくなります。違和感が続くときは、歯科で噛み合わせや親知らずの状態をチェックしてもらいましょう。

参考情報・監修

 

夜になると歯が痛む原因とは?3つの理由と注意すべき習慣

夜になると歯が痛む原因とは?3つの理由と注意すべき習慣

昼間は平気なのに、夜になると奥歯がズキズキ痛む…。そんな経験はありませんか?

実は、歯の痛みは夜間に強く感じやすいことがあり、歯科を受診するきっかけの多くが「夜の痛み」だとされる報告もあります。

睡眠中のクセや体の変化、さらには日々のちょっとした習慣が関係していることも少なくありません。

  • 寝ている間の食いしばりや歯ぎしり
  • 血流や体温の変化による影響
  • 就寝前の生活習慣が原因になるケース

この章では、夜になると歯が痛む理由を3つの視点からくわしく見ていきましょう。

関連記事:〜高田馬場 歯医者〜 虫歯の影響で死亡する前兆

 

夜間の歯ぎしり・食いしばりが奥歯の痛みに影響する理由

夜間の歯ぎしりや食いしばりは、実は多くの人が無意識に行っています。

この動きによって奥歯に強い力が加わり、神経が刺激されて痛みとして現れることがあります。

特にストレスがたまっていると、無意識に噛みしめが強くなりがちです。

朝起きたときにあごが疲れていたり、奥歯に違和感がある場合は、夜間の食いしばりが原因かもしれません。

痛みに心当たりがある方は、ナイトガード(マウスピース)などの対策を検討し、早めに歯科で相談してみてください。

 

横になると痛みが強くなる?血流・体温の変化が与える影響

夜になると、副交感神経の働きが高まり、血管が広がって血流がよくなります。この変化が歯の神経に影響し、痛みが強くなることがあります。

昼間は気にならなかった歯の違和感が、横になったとたんにズキズキするのはこのためです。

また寝る時はテレビや仕事などの刺激が少ないため、痛みに意識が集中しやすくなることも理由のひとつです。

「一時的なことだろう」と思って放置せず、数日以上続く場合は歯科でのチェックをおすすめします。

 

寝る前のNG習慣が痛みを悪化させる?見直したい生活リズム

寝る前のちょっとした習慣が、歯の痛みに関係することがあります。


たとえば、スマートフォンを長時間見続けると、交感神経が刺激されて眠りが浅くなりやすくなります。睡眠の質が低下すると、歯ぎしりや食いしばりが起こりやすくなり、奥歯の痛みにつながるのです。

また、夜遅くにカフェインをとることも歯に負担をかける要因になります。

歯みがき後の間食や冷たい飲み物の摂取も、知覚過敏を刺激して痛みが出やすくなるため注意が必要です。

就寝前はスマートフォンやカフェインを避け、ストレッチや深呼吸などで心と体を落ち着かせると、歯への負担をやわらげることができます。

参考情報・監修

 

ストレスで奥歯がズキズキ?歯が痛くなる原因とセルフケア法

ストレスで奥歯がズキズキ?歯が痛くなる原因とセルフケア法

「虫歯でもないのに奥歯がズキズキする…」そんなとき、実はストレスが原因になっていることがあります。

ストレスは体のあらゆる部分に影響を及ぼしますが、歯の痛みとして現れるケースも少なくありません。

ここでは、ストレスが歯や顎にどのような影響を与えるのか、その仕組みと日常で取り入れたいケア方法について解説します。

 

ストレスが原因で歯ぎしりに?筋肉の緊張が引き起こす痛み

ストレスがたまると、知らず知らずのうちに体に力が入ってしまいます。肩や首と同じように、口のまわりの筋肉もこわばりやすくなり、それが夜間の歯ぎしりにつながるのです。

実際、成人の5〜20%が夜間の歯ぎしりを経験し、子どもでも約30%が該当するといわれています。また、歯ぎしりは自覚しにくく、8割以上の人が自分では気づいていないという調査結果もあります。

ストレスが強い人ほど歯ぎしりの頻度が高まる傾向もあり、気づかないうちに歯や顎を無意識に酷使しているケースも珍しくありません。

こうした背景をふまえると、歯の痛みの原因が「虫歯だけではない」ことがわかります。

以下の表をご覧ください。ストレスや歯ぎしりが全年代に共通する歯の痛みの原因となっています。

年齢別の歯痛の有病率と主な原因

年齢層 歯痛の有病率 主な原因
子ども 16.5〜28.7% 虫歯、歯ぎしり、成長痛
成人 5〜20% 虫歯、歯周病、ストレス、歯ぎしり
高齢者 3% 歯周病、義歯の不適合、歯ぎしり

このような状態が続くと、顎や奥歯に過剰な負担がかかり、ジワジワとした痛みとして現れてきます。

痛む場所がはっきりせず、「なんとなく気になる…」という違和感もこのタイプの特徴です。

「最近、リラックスできていないかも」と感じたら、歯への影響にも目を向けてみましょう。

 

歯に異常がなくても痛い?顎関節や筋肉の負担が原因のケースも

歯に異常がなくても、あごやそのまわりの筋肉が疲れていたり、関節のバランスがくずれていたりすると、歯がうずくように感じることがあります。

これは「関連痛」と呼ばれ、痛みのもとが実際には別の場所にある状態です。

たとえば、「片側の奥歯がなんとなく痛い」「口を開けると重だるい」といった症状は、あごの関節や、かむときに使う筋肉の疲れが影響を及ぼしている可能性があります

こうした場合は、歯の治療よりも筋肉の緊張をほぐすケアが効果的です。

 

痛みの原因が「歯ではない」と気づけるかどうかが、正しい対処への第一歩になります。

ストレスをためこまないことも、奥歯の痛みを防ぐために大切です。

 

 

歯が原因じゃない?奥歯の痛みと一緒に出る頭痛・耳の違和感に注意

歯が原因じゃない?奥歯の痛みと一緒に出る頭痛・耳の違和感に注意

「奥歯が痛いだけかと思ったら、こめかみや耳のあたりまでズキズキしてきた…」そんな不安を感じたことはありませんか?

実は、歯に原因がないのに、似た場所が痛むケースも少なくありません。

この記事では、

  • 歯の痛みが頭や耳に広がる理由
  • 歯以外の病気が原因になるケース
  • 放置することで起こる慢性化リスク

について解説します。

「歯が原因なのか判断できない…」と悩んでいる方は、早めの対処につなげるためにも、ぜひ読み進めてみてください。

こめかみ・耳の奥が痛いのはなぜ?関連痛と歯ぎしりの関係とは

「奥歯の痛みだけかと思ったら、こめかみや耳の奥までズキズキ…」そんなふうに、痛みが顔の別の場所まで広がるケースもあります。

これは、奥歯の神経が頭や耳まわりの神経とつながっているために起こる「関連痛」です。

とくに、歯ぎしりや食いしばりの強い方は、筋肉にかかる負担が大きく、症状が広がりやすくなります。

放置すると、慢性的な頭痛や首こりにつながることもあるため、「なんとなく痛みが広がっている」と感じたら、早めに歯科や専門医で相談してみてください。

 

実は歯じゃない?副鼻腔炎など「非歯原性の痛み」の正体とは

歯がズキズキするのに、レントゲンでは異常がない…。

そんなときは、歯ではなく他の場所が原因になっている可能性があります。その代表的なものが、副鼻腔炎(ふくびくうえん)です。

風邪や花粉症のあとに鼻づまりが続くと、副鼻腔という空洞に炎症が起き、上の奥歯の神経が圧迫されて痛みが出ることがあります。

複数の上奥歯がズーンと痛む、鼻づまりや頭痛もあるといった場合は、副鼻腔炎が原因かもしれません。

こうしたケースでは、歯科よりも耳鼻科の受診が適しています。

実際、米国では年間3,000万人以上が副鼻腔炎を経験しており、その多くが上あごの奥歯に痛みを感じたといわれています。

歯が原因ではない痛みには、耳鼻科や内科との連携が早期解決につながることもあります。

 

子どもの奥歯が痛いのは虫歯だけじゃない?見逃しやすい3つの原因と対処法

子どもの奥歯が痛いのは虫歯だけじゃない?見逃しやすい3つの原因と対処法

 

子どもが「奥歯が痛い」と言い出すと、虫歯ではないかと心配になりますよね。実際には、子どもの歯の痛みには虫歯以外の原因も考えられます。

一部の調査では、5歳児の歯の痛みは約16〜30%の子どもにみられ、生活環境や家族構成なども影響していることがわかっています。

虫歯が原因であることは多いものの、すべてが虫歯とは限りません。とくに、生え変わりの時期や、噛みしめなどの無意識のクセが関係している場合もあります。

このパートでは、次の3つのポイントについてわかりやすく解説します。

  • 永久歯の生え変わりによる一時的な痛み
  • 噛みしめや食いしばりのクセのチェック方法
  • 受診の判断に迷ったときの見極めポイント

お子さんの様子を思い浮かべながら、気になるところから読んでみてください。

 

6歳前後に多い!奥歯の痛みは「生え変わり」が原因のことも

6歳ごろから始まる生え変わりの時期には、歯ぐきの下で永久歯が少しずつ動くため、違和感や軽い痛みを感じることがあります。

とくに奥歯は見た目に変化が出にくく、「ごはんを噛むと痛い」と訴えることも少なくありません。生えかけの永久歯が歯ぐきを押すことで、ムズムズした感覚や一瞬の鋭い痛みが起こる場合もあります。

ただし、食事や会話に大きな支障がなければ、過度に心配する必要はありません。数日ほど様子を見て、痛みが落ち着いているようなら、問題ないでしょう。

 

子どもにもある?奥歯が痛いときに気をつけたい食いしばりのサイン

子どもも、大人と同じようにストレスを感じていることがあります。

その影響で、寝ているあいだに歯ぎしりをしたり、集中しているときに奥歯を強く噛みしめたりしているケースは少なくありません。

実際に、子どもの歯ぎしり(ブラキシズム)は全体の約30%にみられるという調査結果もあり、多くの子どもが無意識のうちに歯に負担をかけていると考えられます。

たとえば、

  • 就寝中にギリギリと音がする
  • 朝になると「なんだかあごが痛い」と訴える
  • 日中、奥歯を気にして触っている

こうした様子が見られる場合は、食いしばりや噛みしめのクセがあるかもしれません。

子どもは自分の違和感をうまく言葉にできないこともあります。そのため、周囲の大人がちょっとした変化に気づいてあげることが大切です。

心配なときは、歯科で相談してみましょう。

 

どんなときに歯医者へ?子どもの歯の痛みで受診すべき目安とは

1〜2日で痛みが引くこともありますが、以下のような場合は早めに歯科で診てもらいましょう。

  • 3日以上、痛みが続いている
  • ごはんを食べるとき、噛むのを嫌がる
  • 歯ぐきが赤く腫れている、出血している
  • 夜、痛みで眠れない様子がある

これらに当てはまると、虫歯以外の病気や、歯の生え方のトラブルが関係している可能性もあります。

小児歯科であれば、お子さんの年齢や性格に合わせて、やさしく丁寧に対応してくれます。

 

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歯が痛いときの応急処置|自宅でできる対策とやってはいけないNG行動3つ

歯が痛いときの応急処置|自宅でできる対策とやってはいけないNG行動3つ

「歯がズキズキするのに、すぐに歯医者に行けない…」そんなとき、どうすればいいのか迷いますよね。

でも、焦らなくても大丈夫です。まずは、自宅でできる応急処置や注意点を知っておくことが大切です。

この章では、次の3つの視点から対策をまとめています。

  • 痛みをやわらげるためにできること
  • やってはいけないNG行動
  • 受診時に役立つ症状の記録方法

いざというときに慌てないよう、今のうちにチェックしておきましょう。

 

歯の痛みをやわらげる応急処置|今すぐできるセルフケアの基本

まずは患部を清潔に保つことが大切です

食後は柔らかめの歯ブラシで軽くみがき、詰まりや汚れを取り除きましょう。そのあと、ぬるめの水で口をゆすぐと、刺激を和らげる効果が期待できます。

痛む部分は外側から冷やすのも有効です。タオルにくるんだ保冷剤を頬に2〜3分あててみてください。ただし、長時間冷やしすぎると血流が悪くなり、逆効果になる場合もあります。

市販の痛み止めも一時的な対処法として使えますが、痛みが続くようなら歯科を早めに受診しましょう。

 

逆効果になることも!痛みがあるときに避けたいNG習慣3選

歯が痛むと、つい気になってしまいがちですが、痛い部分を強く押したり、舌や爪で触ったりするのは避けましょう。こうした刺激が炎症を悪化させて、かえって痛みがひどくなるおそれがあります。

また、アルコールや喫煙、長時間の入浴や運動もNGです。体が温まることで血流が促され、炎症が強まりやすくなるからです。

さらに、冷たい飲み物や硬い食べ物も注意が必要です。知覚が敏感になっているときは、少しの刺激でも強い痛みにつながってしまいます。

つらいときこそ、刺激を与えず安静にすることが、早く楽になるための近道です。

 

歯医者に行く前に|痛みの記録を取るべき3つの理由

歯医者に行くときは、「いつから」「どこが」「どんなときに」痛いかを伝えると、原因が特定しやすくなります。

たとえば「夜になるとズキズキする」「冷たい飲み物がしみる」など、スマホのメモや手帳に書き留めておくと便利です。「昨日より痛みが強くなった」「上の奥歯が噛んだときに痛む」なども有効です。

診察では「〇日から痛みがあり、〇〇をしたときに強くなります」と伝えると、スムーズに対応してもらえます。

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歯が痛いけど受診するべき?迷ったときの判断基準とセルフチェック方法

歯が痛いけど受診するべき?迷ったときの判断基準とセルフチェック方法

「歯が痛いけれど、受診するほどではないかも…」と迷うことはありませんか?

軽い痛みなら様子を見ていいのか、それともすぐに歯科を受診したほうがいいのか、判断に迷うこともありますよね。

このパートでは、そんなときに役立つ3つのポイントをわかりやすく解説します。

  • 受診を急いだほうがいい症状とは?
  • 我慢してもよいケースと、その見極め方
  • 受診時に伝えておきたいことの整理

「行くべきか迷う…」というときの参考にしてみてください。

 

すぐに歯医者へ!早期受診が必要な症状チェックリスト

以下のような症状がある場合は、できるだけ早く歯科を受診してください。

  • 歯の痛みが1週間以上続いている
  • 歯ぐきがぷっくり腫れている
  • 顔の片側だけ腫れていて、左右でバランスが崩れている
  • 発熱があり、全身のだるさを感じる

これらは、歯の神経や根元に炎症が起きているサインかもしれません。

自然に治ることはほとんどなく、放置すると悪化し、ほかの歯にも影響する可能性があります。

「なんだかいつもと違う」と感じたら、我慢せずに、なるべく早く受診しましょう。

 

すぐに受診しなくてもいいケース|痛みの見極め方と注意点

「冷たいものを飲んだときに少ししみる」「固い物を噛んだときに、ちょっとだけ違和感がある」こんな軽い症状は、すぐに歯医者に行かなくても大丈夫なことがあります。

ただし、痛みが強くなってきた・回数が増えてきた場合は要注意です。日ごとに変化があるときは、受診のタイミングが近づいている合図です。

 

診察をスムーズにするために|歯の痛みで伝えるべき3つのこと

歯科での診察をスムーズに進めるには、痛みの特徴をできるだけ具体的に伝えることが大切です。

とくに、以下の3つはメモしておくと役立ちます。

  • いつから痛いか(例:3日前から)
  • どんなときに痛むか(例:夜だけ痛む、冷たい飲み物でしみる)
  • どんな痛みか(例:ズキズキする、ジンジンする、押すと痛む)

とっさに聞かれると迷ってしまうこともあるため、スマホのメモや紙に記録しておくと安心です。

限られた診察時間をムダにせず、的確な診断や治療につなげるために、事前の準備をしておくことをおすすめします。

 

奥歯の痛みを繰り返さない!再発を防ぐ生活習慣とセルフケア3選

奥歯の痛みを繰り返さない!再発を防ぐ生活習慣とセルフケア3選

「痛みは治まったけど、またぶり返したらどうしよう…」そんな不安を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

実は、奥歯の痛みは虫歯だけが原因とは限りません。何気ない生活習慣やクセが、再発の引き金になることもあります。

ここでは、痛みの再発を防ぐために今日からできるセルフケアや習慣をご紹介します。

たとえば、噛み合わせのクセに気づくこと、歯やあごへの負担を減らす工夫、マウスピースの活用など、手軽に取り入れやすい方法が中心です。

奥歯の痛みをくり返さないために、できることから一歩ずつはじめてみましょう。

 

無意識の噛みしめに注意|噛み合わせのクセを改善する簡単な習慣

知らないうちに上下の歯をくっつけていませんか?こうした無意識の噛みしめは、奥歯に負担をかけ、歯ぎしりや痛みの原因になることがあります。

本来、リラックスしているときは、上下の歯のあいだに少しすき間があるのが自然な状態です。まずは、日中ふとした瞬間に「いま歯をくっつけていないかな?」と意識してみましょう。

気づいたときに肩の力を抜いて深呼吸するだけでも、筋肉の緊張をやわらげる効果があります。

また、パソコンやスマホに「歯を離す」と書いたメモを貼っておくのもおすすめです。視界に入るだけでクセに気づきやすくなり、自然と改善につながります。

 

生活の中でできる!歯とあごへの負担を減らす行動習慣

かたい物ばかりを食べたり、いつも同じ側で噛んでいたりすると、あごに偏った負担がかかってしまいます。

さらに、長時間スマホやパソコンを見続けるような姿勢も、気づかないうちにあご周りを緊張させる原因になります。

食事の際は、なるべく左右バランスよく噛むことを心がけるとよいでしょう。やわらかいものと硬いものを組み合わせることで、歯やあごへの刺激がやわらぎ、疲労もたまりにくくなります。

また、夜の過ごし方にも工夫が必要です。

たとえば、就寝時の姿勢や枕の高さを見直してみるだけでも、あごへの負担を減らすことができます。

寝る前に軽くストレッチをしたり、湯船にゆっくりつかったりと、リラックスできる習慣を取り入れることで、無意識の食いしばりも起こりにくくなります。

 

歯ぎしり対策にも◎セルフケアグッズやナイトガードの活用術

夜間に歯ぎしりや食いしばりがある場合、歯科医院で作るナイトガード(就寝用マウスピース)が有効です。歯への負担をやわらげることで、痛みの再発を防ぐ効果が期待できます。

市販のマウスピースも手軽に使えますが、合っていないものを無理に使うと、かえって症状が悪化することもあります。

使用を検討する際は、まず歯科医に相談し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

そのほかにも、歯ぐきをやさしくマッサージしたり、あごまわりをゆっくり動かしてほぐすストレッチを取り入れるなど、自宅でできるセルフケアがあります。

こうした習慣を少しずつ取り入れていくことで、再発しにくい環境を整えていきましょう。

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まとめ|奥歯の痛みを繰り返さないための3つの心がけ

奥歯が痛むと「虫歯かもしれない」と思いがちですが、実際には神経の炎症や歯ぎしり、ストレスや筋肉の緊張など、さまざまな要因が関係していることがあります。

見た目では異常がわかりにくいケースも多く、痛みをそのままにしていると悪化したり、再発しやすくなったりするおそれがあります。

痛みをくり返さないためには、次の3つを意識することが大切です。

  • 原因をしっかり見極めて、早めに適切な対処をする
    痛みの原因が歯以外にある可能性も考えながら、必要に応じて他の診療科も受診します。
  • 応急処置だけで終わらせず、症状の経過を観察して受診のタイミングを見きわめる
    数日たっても痛みが引かない場合や、違和感が広がるときには、我慢せず歯科などに相談します。
  • 歯やあごに負担をかけない生活習慣を心がける
    食いしばりや片側噛みのクセを見直したり、リラックスできる時間を意識して作ったりすることで、再発を予防できます。

奥歯の痛みは、体調や生活リズムとも深くつながっています。
「ただの歯の痛み」と思わずに、心と体のサインに目を向けながら、早めのケアと生活習慣の見直しを行っていきましょう。

参考情報・監修

 

「虫歯じゃないのに奥歯が痛い…」
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