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PERIODONTAL DISEASE

歯周病治療

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  • 朝起きた時、口の中がネバネバする
  • ブラッシング時に出血する
  • 口臭が気になる
  • 歯茎がむず痒い、痛い
  • 歯茎が赤く腫れている(健康的な歯肉はピンク色で引きしまっている)
  • 固いものが噛みにくい
  • 歯が長くなったような気がする
  • 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間が出てきた。食べ物が挟まる。
  • 上記項目3つあてはまる

    油断禁物!!!ご自身および歯科医院で予防するよう努めましょう!

  • 上記項目6つあてはまる

    歯周病が進行している可能性あり。

  • 上記項目全てあてはまる

    歯周病の症状がかなり進んでいます。

歯周病とは

歯を失うのは、基本歯周病が原因となることが多いです。

歯周病は歯垢の中の歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こし、周りの組織を破壊していく細菌感染症です。
痛みなどの自覚症状が出にくく、知らない間に症状が大きく進行していることもあります。そのため、別名「お口の中のサイレントディジーズ(静かな病気)」と言われています。

15歳以上の約76.8%の人が歯周病にかかっており、これを患者様に換算すると8500万人以上にも及びます。このことから歯周病は3人に2人がかかっている意外と身近な病気であることがわかります。

歯周病進行させる因子

  • 歯ぎしり、食いしばり、噛み締め
  • 不適合なかぶせ物や入れ歯
  • 不規則な食習慣
  • 喫煙
  • ストレス
  • 全身疾患(糖尿病、骨粗鬆症、ホルモン異常)
  • 薬の長期服用

歯周病の深さと進行度

  • 1.軽度歯周病
    ・ポケットの深さ:3~5mm
    ・歯茎が腫れる
    ・歯槽骨や歯根膜の破壊が始まる
  • 2.中等度歯周病
    ・ポケットの深さ:4~7 mm  ・ 歯がグラつく  ・歯槽骨がかなり破壊
    ・出血腫の排出  ・炎症の広がりも広範囲
  • 3.重度歯周病
    ・ポケットの深さ:6 mm 以上~  ・歯根むき出し状態
    ・歯槽骨はほぼ破壊  ・歯肉が腫れて痛み歪み

具体的な予防・治療

  • 1.心がけ
    歯周病の原因となる菌を減らすことを心掛ける
  • 2.生活習慣の改善
    間食を減らす、よく噛んで食べる、煙草を吸わない、毎食後すぐ歯を磨くなど
  • 3.正しいブラッシング
    その部位に合った手法を用い、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用し磨き残しがないようにする

flow

  • 1

    初診

  • 2

    歯周基本治療

    プラークコントロール、スケーリングなど
  • 3

    検査

    X 線写真、歯周ポケットの深さ測定、歯の動揺度(グラグラ度)、プラーク付着 状態、出血の有無を調べます。
  • 4

    歯周外科治療

    詰め物や被せ物を装着します。
  • 5

    検査

  • 6

    SPT

  • 7

    治療

  • 8

    メンテナンス

歯周病が原因となる全身疾患について


  • 認知症
    脳<br data-src= 認知症">
    歯周病は動脈硬化、脳卒中の原因になり得ることから脳血管性認知症に深い関係があります。
    また、残っている歯が少ない人ほど脳の萎縮が進んでいるという報告や、噛むことによって脳は活性化すること などからアルツハイマー型認知症と深い関連性があると言われています。

  • 肺炎
    肺<br data-src= 肺炎">
    歯周病菌を含むお口の中の菌が気管に入り込み肺炎にかかることも…。
    高齢者や寝たきり、何らかの後遺症で飲み込む能力が低下している場合に起こりやすくなります。
  • 膵臓
    糖尿病
    膵臓<br data-src= 糖尿病">
    糖尿病と歯周病の関係は密接です。糖尿病の治療をすることで歯周病が改善されます。
    また、同様に歯周病治療すると糖尿病を改善するといわれています。
  • ガン
    ガン
    歯周病による炎症が続くと正常細胞に異常をきたし、発がんに結びつくという説もあります。
  • 狭心症
    心筋梗塞
    狭心症<br data-src= 心筋梗塞">
    心臓の弁に歯周病菌が感染して起こることがあります。
    心臓弁膜症など基礎的な疾患がある人は要注意。
  • 子宮・胎児の
    低体重、早産
    子宮・胎児の<br data-src= 低体重、早産">
    妊娠中は歯茎の炎症が起こりやすく、歯周病になる人が増加します。
    歯周病の炎症時に出てくる物質は、胎盤に悪影響を及ぼし、胎児の低体重や早産を引き起こす場合があると考えられています。

  • 骨粗鬆症
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    更年期女性は要注意。
    閉経後の女性ホルモンの低下が主な原因となり、骨密度が減ると歯槽骨も痩せやすくなります。
    また、歯周病とは相互に関係しています。
  • 脂肪・肥満
    脂肪・肥満
    噛むことが肥満を防ぐメカニズムも分かってきています。
    噛む能力の低下がメタボリックシンドロームにつながります。
    食生活において歯周病予防を心がけると、肥満予防にもなります。

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