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高田馬場の歯周病治療|歯科ハミール高田88

Perio

歯周病とは

歯周病は、歯を支える歯茎や骨が細菌感染によって破壊される病気です。日本人の成人の約8割が歯周病またはその予備軍といわれており、歯を失う最大の原因となっています。

歯と歯茎の境目には歯周ポケットと呼ばれる溝があり、細菌の塊である歯垢(プラーク)が溜まることで炎症が始まります。初期段階では歯茎の腫れや出血といった症状が現れますが、痛みがほとんどないため気づきにくいのが特徴です。

放置すると炎症が歯茎の奥深くまで進行し、歯を支える骨が溶けてしまいます。最終的には歯がグラグラと動くようになり、抜歯が必要となることもあります。早期に発見して適切な治療を行えば、進行を止めることが可能です。

歯周病セルフチェック

次の項目に当てはまるものがあれば、歯周病の可能性があります。3つ以上当てはまる方は、早めに歯科医院での検診をお勧めします。

□ 歯磨きをすると歯茎から血が出る
□ 朝起きたとき、口の中がネバネバする
□ 口臭が気になる、または家族に指摘された
□ 歯茎が赤く腫れている、または下がってきた
□ 歯と歯の間に食べ物がよく挟まる
□ 硬いものを噛むと痛みがある、または噛みにくい
□ 歯がグラグラする、または浮いた感じがする
□ 歯茎を押すと膿や血が出る
□ 冷たいものや甘いものがしみる
□ 以前より歯が長くなったように見える

チェック結果

0〜2個該当
今のところ歯周病のリスクは低いですが、予防のために定期検診を受けましょう。

3〜5個該当
歯周病の初期〜中期段階の可能性があります。早めに歯科医院で検査を受けることをお勧めします。

6個以上該当
歯周病がかなり進行している可能性が高いです。できるだけ早く歯科医院を受診してください。放置すると歯を失うリスクが高まります。

歯周病の進行段階と症状

歯肉炎(初期段階)

歯肉炎は歯周病の初期段階で、炎症が歯茎だけに留まっている状態です。歯磨きの際に出血したり、歯茎が赤く腫れたりします。この段階では歯を支える骨はまだ溶けていないため、適切なブラッシングと歯科医院でのクリーニングで改善できます。

症状としては、歯茎の色が赤みを帯びる、歯磨き時に出血する、歯茎が少し腫れぼったい感じがするなどが挙げられます。痛みはほとんどないため、見過ごされがちです。

軽度歯周炎

炎症が歯茎の奥へ進み、歯を支える骨が少し溶け始めた状態です。歯周ポケットが深くなり、通常のブラッシングでは汚れが取りきれなくなります。歯茎の腫れや出血が続き、口臭が気になり始めることもあります。

この段階では、歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。定期的な治療とセルフケアの改善により、進行を抑えることができます。

中等度歯周炎

歯を支える骨が半分程度溶けてしまった状態です。歯周ポケットはさらに深くなり、歯茎が下がって歯が長く見えるようになります。歯がグラグラと動き始め、硬いものが噛みにくくなることもあります。

この段階では、基本的な治療に加えて、場合によっては外科的な処置が必要になります。当院では症例に応じて歯周外科処置にも対応しています。

重度歯周炎

歯を支える骨の大部分が失われ、歯が大きく動く状態です。膿が出たり、強い口臭が発生したりします。見た目にも歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができます。この段階まで進行すると、抜歯が必要になることも少なくありません。

歯周病のリスクと全身への影響

歯を失う最大の原因

歯周病は虫歯以上に歯を失う原因となっており、特に40代以降の方に多くみられます。一度溶けてしまった骨は通常の治療では元に戻らないため、早期発見と予防が非常に重要です。

複数の歯が歯周病になると、噛む力が低下し、食事の質が下がります。これにより栄養バランスが崩れ、全身の健康にも影響を及ぼします。

全身疾患との関連

近年の研究により、歯周病と全身疾患の関連が明らかになっています。歯周病菌や炎症性物質が血流に乗って全身に広がり、さまざまな病気のリスクを高めることが分かっています。

糖尿病との関係では、歯周病が血糖コントロールを悪化させ、逆に糖尿病が歯周病を進行させるという相互作用があります。心臓病や脳卒中のリスクも高まるとされており、動脈硬化の原因となる可能性も指摘されています。

また、妊娠中の方は特に注意が必要です。歯周病があると早産や低体重児出産のリスクが高まるという報告があります。妊娠を考えている方や妊娠中の方は、早めに歯科検診を受けることをお勧めします。

当院の歯周病治療における特徴

基本治療の徹底

当院では歯周基本治療としてスケーリング、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)、PMTCを実施しています。スケーリングは歯の表面に付着した歯石を専用の器具で除去する処置です。歯石は細菌の温床となるため、定期的に取り除くことが重要です。

SRPは歯周ポケットの奥深くに付着した歯石や、感染した歯根の表面を滑らかにする処置です。これにより細菌が付着しにくい環境を作り、歯茎の炎症を改善します。

PMTCは歯科衛生士による専門的なクリーニングで、通常のブラッシングでは取りきれないバイオフィルムや着色を除去します。当院ではエアフロー(EMS)も導入しており、効果的なクリーニングが可能です。

歯周再生療法にも対応

歯周病により失われた骨を再生させる治療として、リグロスやエムドゲインを使用した歯周再生療法を行っています。

これらの薬剤は骨の再生を促す作用があり、条件が合えば失われた歯周組織をある程度回復させることができます。すべてのケースに適用できるわけではありませんが、歯を残すための選択肢として検討します。

歯周外科処置の実施

基本治療だけでは改善が難しい場合、歯周外科処置を行うことがあります。歯茎を切開して歯根を直接清掃し、不要な組織を取り除く処置です。当院では、症例に応じて歯周外科処置を実施しています。外科処置により深い歯周ポケットを浅くし、メンテナンスしやすい状態にすることが可能になります。

歯周病治療の流れ

問診・カウンセリング

歯茎の出血や腫れ、口臭など、気になる症状について詳しくお聞かせください。喫煙習慣や糖尿病の有無なども歯周病に関係するため、生活習慣も含めてお伺いします。治療への不安や疑問も、遠慮なくご相談ください。

検査・診断

歯周ポケットの深さを測り、レントゲンで骨の状態を確認します。歯茎の出血や腫れの程度もチェックし、歯周病がどこまで進行しているかを正確に診断します。

治療内容の説明

検査結果から、今の歯周病の状態と必要な治療についてお伝えします。軽度であればクリーニングとブラッシング指導で改善しますが、進行している場合は外科処置が必要なこともあります。治療の流れや期間について、分かりやすくご説明します。

ブラッシング指導と歯石除去

歯科衛生士が、お一人おひとりに合った正しい磨き方をお教えします。同時に、専用の器具で歯石を丁寧に除去し、歯周ポケットの奥深くまできれいにします。エアフローも使用し、バイオフィルムや着色汚れも効果的に取り除きます。

再評価と追加治療

初期治療の効果を確認し、歯周ポケットが浅くなっていれば定期メンテナンスに移ります。改善が不十分な場合は、歯周外科処置や再生療法(リグロス・エムドゲイン)といった専門的な治療を検討します。患者様のご希望も伺いながら、最適な方法を選択します。

定期メンテナンス

歯周病は再発しやすいため、3ヶ月ごとの定期検診が大切です。歯周ポケットの状態をチェックし、専門的なクリーニングで清潔に保ちます。ご希望に応じて歯科衛生士の担当制も可能ですので、お気軽にお申し出ください。

歯周病セルフチェック項目

以下に当てはまる方は、歯医者さんへ相談しましょう。

□ 最近、歯並びが変わった気がする
□ 詰め物・被せ物の周りがよく腫れる
□ 喫煙している(または過去にしていた)
□ 妊娠中・ホルモンバランスが変化している
□ 糖尿病がある
□ ストレスが多い
□ 歯科検診を1年以上受けていない
□ ナイトガードを使っていない(歯ぎしりがある)

日常生活でできる歯周病予防

正しいブラッシングの習慣

歯周病予防の基本は毎日の歯磨きです。1日2回以上、1回あたり3分程度かけて丁寧に磨きましょう。歯ブラシは歯と歯茎の境目に45度の角度で当て、細かく動かすのがポイントです。

また、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは取りきれません。歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、約80%の汚れを除去できるといわれています。

定期検診

歯周病は自覚症状が少ないため、定期検診での早期発見が重要です。当院では3ヶ月ごとの定期検診を推奨しており、歯科衛生士による専門的なクリーニングと検査を実施しています。

定期的にプロフェッショナルケアを受けることで、歯周病の進行を防ぎ、健康な口腔環境を維持できます。患者様のご希望に応じて、歯科衛生士の担当制にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

生活習慣の改善

喫煙は歯周病のリスクを大きく高めます。タバコに含まれる有害物質が血流を悪化させ、歯茎の抵抗力を弱めるためです。禁煙することで歯周病の進行を抑えられます。

また、バランスの取れた食生活や十分な睡眠、ストレス管理も大切です。免疫力が低下すると歯周病が進行しやすくなるため、全身の健康を保つことが口腔の健康にもつながります。

歯周再生治療について

重度の歯周病でも、歯を抜かずに残せる可能性があります。当院では、失われた歯槽骨や歯茎を再生する専門的な治療に対応しています。

エムドゲイン®再生療法

110,000円(税込)/1歯

歯周病で失われた歯槽骨や歯根膜を再生する治療法です。厚生労働省が認可したバイオアクティブタンパク質を使用し、歯茎の引き締めと審美性の向上も期待できます。感染リスクが低く、安全性の高い治療です。

「歯がグラグラして抜歯と言われた」という方も、この治療で歯を残せる可能性があります。

骨再生・骨補填(GBR)

範囲料金(税込)適応症例
小範囲55,000円/1部位骨幅・骨高さがやや不足している場合
大範囲110,000円/1部位広範囲の骨欠損、インプラント前処置

自然由来の骨補填材を使用し、骨が失われた部分を補う治療です。エムドゲインと併用することで、より高い再生効果が期待できます。

結合組織移植術(CTG)

110,000円(税込)/1歯

上あごから採取した歯肉を移植し、露出した根面をカバーする治療です。歯茎が下がって根が見えている方、歯と歯の間の隙間が気になる方に適しています。ガミースマイルや知覚過敏の改善にも効果的です。

歯冠長延長術(クラウンレングスニング)

治療内容料金(税込特徴
単独施術60,500円/1歯深い虫歯や破折した歯を残すために歯茎を下げる処置
小矯正併用(MTM)121,000円/1歯歯茎のラインを下げながら歯の位置も微調整し、審美性を高める

虫歯が深く、被せ物ができない場合でも、この治療により歯を残せる可能性があります。

料金に関する注意事項

※上記はすべて自費診療の料金です(税込価格)。
※治療内容や症例により、複数の処置を組み合わせることがあります。
※デンタルローンのご利用も可能です。詳しくはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

歯周病は治りますか?

早期の歯肉炎であれば、適切なブラッシングとクリーニングで改善する場合もあります。骨が溶けてしまった歯周炎の場合、完全に元の状態に戻すことは難しいですが、進行を止め、現状を維持することは可能です。

治療期間はどのくらいかかりますか?

歯周病の進行度により異なります。軽度であれば数回の通院で改善しますが、中等度以上の場合は数ヶ月かかることもあります。初期治療の後は定期的なメンテナンスが必要となり、長期的な管理が大切です。

歯周病は遺伝しますか?

歯周病そのものは遺伝しませんが、歯周病になりやすい体質は遺伝的要因があるといわれています。家族に歯周病の方が多い場合は、より丁寧な予防を心がけることが大切です。

妊娠中でも治療できますか?

妊娠中でも基本的な歯周病治療は可能です。妊娠中は歯周病のリスクが高まるため、安定期に入ったら検診を受けることをお勧めします。治療内容や時期については、妊娠週数や体調を考慮して判断しますので、ご相談ください。

高田馬場で歯周病治療をお考えの方へ

歯科ハミール高田88では、歯周病の早期発見と適切な治療に力を入れています。歯茎の出血や腫れが気になる方、口臭が気になる方も、まずはお気軽にご相談ください。高田馬場駅から徒歩1分、土日も診療しており、お仕事や学校帰りにも通いやすい環境です。定期的なメンテナンスにより、生涯にわたって健康な歯を守るお手伝いをいたします。