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【初心者向け】歯科ブリッジとは?インプラント・入れ歯との違いも解説

- 「歯を1本だけ失ったけど、放置しても大丈夫かな?」
- 「ブリッジってよく聞くけど、入れ歯やインプラントとどう違うの?」
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかること
- 歯科ブリッジの基本的な仕組み
- 差し歯・インプラント・入れ歯との違い
- ブリッジ治療のメリットとデメリット
歯科ブリッジは、抜けた歯の両隣を支えにして人工の歯をかける方法です。自然に近い見た目と噛みやすさを目指せる一方、支える歯への負担もあるため慎重な判断が必要です。
とはいえ、歯が抜けたままの状態を放っておくと、噛み合わせや顔のバランスが崩れていきますよね?
この記事を読むことで、自分の状態に合った治療法のヒントが見つかり、将来的なトラブルを防ぐ一歩につながります。
ブリッジ治療について詳しく知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事の監修者

医療法人歯科ハミール理事長の赤崎 公星です。
歯科ハミール高田88では、患者様とのコミュニケーションを大切にしています。
当然痛みに配慮するだけでなく、どの患者様も不安に思われる費用、治療期間を提示した上でコミュニケーションを取り治療計画立案致します。
「だれもが」安心してかかれる歯科医院です。
元々私の父は「困った人を助けたい!」という理念の元、当時誰も進んで行っていなかった障害者歯科・訪問歯科を二本柱に医療法人歯科ハミールを大きくしてきました。
高田馬場院では土地柄や時代の流れに合わせ、患者様とコミュニケーションを取りやすくする為に以下の点に力を入れています。
「言語サービス」
英語はもちろん中国語・韓国語ネイティブのスタッフを厳選し、さらに「だれもが」安心してかかれる歯科医院になります。
高田馬場の患者様と相互的なコミュニケーションを常に忘れずに、地域貢献できるよう努めて参ります。 どうぞ宜しくお願いします。
◆経歴
- 2002年
- New Westminster School留学(カナダ)
- 2003年-2004年
- Mentone Grammer School留学(オーストラリア)
- 2005年
- 私立名古屋高校卒業
- 2006年
- North Texas大学留学(アメリカ)
- 2016年
- 私立愛知学院大学歯学部卒
◆所属団体
インビザライン社公認 プラチナプロバイダー
インビザライン(マウスピース矯正)認定医
日本口腔インプラント学会
一般社団法人日本口腔インプラント生涯研修センター
North Texas大学留学(アメリカ)
私立愛知学院大学歯学部卒
第33期生 日本障害者歯科学会
目次
歯科ブリッジとは?基本の仕組みをわかりやすく解説
歯科ブリッジとは、失った歯の両隣の歯を支えにして、人工の歯を橋のようにかける治療方法です。見た目や噛む力を回復する目的で使われます。
ブリッジ治療の定義と目的
歯科ブリッジとは、欠損した歯の両隣の歯を支えにして人工の歯を装着する治療方法です。歯が抜けたままの状態を放置すると、噛み合わせのズレや隣の歯の傾きが起こります。そこでブリッジを使うことで、口内全体のバランスを保ち、噛む力や見た目を元に近い状態へ戻します。
例えば、左下の奥歯が1本抜けた場合、左右の隣接する歯を削って土台にし、その上に3本分のブリッジを装着します。中央が人工歯、両側が被せ物です。治療の目的は見た目だけでなく、食事や会話のしやすさの改善にもあります。
失った歯の機能を補う手段として、ブリッジは広く用いられています。
差し歯・インプラント・入れ歯との違い
歯科ブリッジは、他の歯科治療と似た点もありますが、それぞれ仕組みや適応範囲が異なります。まず「差し歯」は根が残っている歯に対して行うもので、歯を完全に失った場合には適用されません。次に「インプラント」は人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を固定する方法です。ブリッジのように両隣の歯を削る必要がありません。
一方、「入れ歯」は金具や吸着力で口の中に取り付ける方法で、着脱が可能です。ブリッジは固定式なので取り外す必要がなく、装着感が自然なのが特長です。
つまり、ブリッジは隣の歯を支えに人工歯を固定する点が大きな特徴です。他の治療と比較して、自分の歯を活用しながら機能回復を図ります。
歯を失ったまま放置すると起こる問題
歯を失った状態を放っておくと、見た目の変化だけでなく、さまざまな健康上の問題が発生します。まず隣の歯が空いたスペースに倒れ込んでしまい、歯並びや噛み合わせが崩れます。また、噛む力が偏ることで、顎関節に負担がかかり、顎の痛みや頭痛につながることもあります。
さらに、噛む力が弱まることで消化が悪くなり、胃腸の働きにも影響を与えます。空いた部分から食べかすが入りやすくなり、虫歯や歯周病の原因にもなります。
例えば、奥歯を一本失ったまま半年以上放置すると、上下の噛み合っていた歯が伸びてきて、全体のバランスが大きく崩れることがあります。
歯を1本失っても、口全体の機能に影響するため、早めの治療が大切です。
歯科ブリッジが選ばれる理由|メリットとデメリット
歯科ブリッジは、失った歯の機能を補いながら、見た目や噛む力を回復しやすい治療法です。利点も多い一方で、注意すべき点もあります。
ブリッジ治療の主なメリット(見た目・噛む力・固定性など)
ブリッジ治療は、自然な見た目と安定した噛み心地を求める人にとって、有効な選択肢です。
理由は、固定式の人工歯を周囲の歯に橋渡しのように装着するため、ずれたり外れたりする心配がほとんどないからです。
具体的には以下のようなメリットがあります。
- セラミックなどを使えば天然の歯に近い見た目
- しっかり固定されるため、会話中に動かない
- 固定式なので食事中の違和感が少ない
- 保険適用の金属ブリッジもあり費用を抑えやすい
- 治療期間がインプラントに比べて短い傾向にある
こうした特性から、見た目と噛む力の回復を重視したい人に適しています。噛む力のバランスを早期に整えたい人にも向いています。
デメリットや注意点(両隣の歯を削る・虫歯リスクなど)
ブリッジ治療には、健康な歯に手を加える必要があるため、慎重な判断が求められます。
理由は、ブリッジを固定するために両隣の歯を削って土台にするからです。
以下のようなデメリットが考えられます。
- 支えとなる両側の歯を大きく削る
- 支えの歯に負担がかかり、将来的に割れやすくなる
- 清掃が不十分だとブリッジの下に汚れが溜まりやすい
- ブリッジ周囲の歯ぐきが腫れやすくなる
- ケアを怠ると虫歯や歯周病の原因になりやすい
例えば、ブリッジの下に食べかすが残ったままだと、見えない部分で虫歯が進行しやすくなります。治療後は、フロスや専用ブラシを使った毎日の清掃が必要です。
このように、機能的な回復が見込める一方で、健康な歯への負担や清掃の難しさには注意が必要です。治療前には、十分な説明を受けたうえで選択しましょう。
歯科ブリッジの治療の流れと期間|どんな手順で進む?
歯科ブリッジは、欠損した歯を補うための治療です。診察から装着まで数回の通院が必要で、一般的には2〜3週間程度の期間がかかります。
初診〜型取りまでのステップ
ブリッジ治療は段階を踏んで進めるため、初診時のカウンセリングからしっかりと対応します。最初の診察では、歯や歯ぐきの状態をチェックし、レントゲン撮影や視診によってブリッジが適しているか判断します。
次に、欠損部分の両隣の歯を削って土台となる形に整えます。削る範囲は少なくありませんが、精密な調整が必要です。その後、型取りを行い、技工所にてブリッジを作製します。素材は保険適用の金属や自費のセラミックなどから選びます。
仮歯を入れて咬み合わせを確認しながら、完成を待つのが一般的な流れです。治療期間は、症例によりますが、通常は2週間ほどで完了します。
装着後の注意点とメンテナンス
ブリッジを装着したあとも油断は禁物です。見た目が自然でも、人工の歯である以上、ケアを怠ると周囲の歯に悪影響を及ぼす可能性があります。特に注意が必要なのは、支えとなる両隣の歯の虫歯や歯周病です。
毎日の歯みがきでは、ブリッジの下の隙間に汚れがたまりやすくなります。そのため、フロスや歯間ブラシを使った丁寧な清掃が欠かせません。ブリッジ専用のクリーニング用品も市販されています。
また、3〜6ヶ月に1回の定期検診を受けることで、口内環境を良好に保ちやすくなります。定期的に歯科医院でメンテナンスを受けましょう。
まとめ
最後にもう一度、歯科ブリッジについてのポイントをまとめておきます。
- 歯科ブリッジは、両隣の歯を支えにして失った歯を補う治療方法
- 差し歯や入れ歯、インプラントとは適応範囲や仕組みが異なる
- 歯を放置すると噛み合わせのズレや消化機能の低下を引き起こす
- ブリッジは見た目や噛む力を回復しやすい反面、両隣の歯に負担がかかる
- 治療は2〜3週間程度、装着後も清掃や定期検診によるケアが不可欠
歯を失ったままにせず、早めに対応することで全体の口腔バランスを守りやすくなります。噛む力や見た目の回復を考えている方は、ブリッジという選択肢も含めて検討してみましょう。
まずは一度、信頼できる歯科医院で診察を受け、最適な治療法について相談してみてください。
あなたの健康な口元を守る第一歩となれば幸いです。
<東京都新宿区 歯医者>歯科ハミール高田88院 詳細情報
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当院、医療法人歯科ハミールの分院も、今後共よろしくお願いいたします。
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